ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

特支こそ最先端?4

特支在籍の子は、通常学級では大人しくしていることが多いです。でもこっちに戻ってくると、元気いっぱいで手が付けられないくらいの子もいます。 これはなぜか・・・そういう特性?違います。シンプルに「安心できる」からです。通常学級でも安心して過ごせ…

特支こそ最先端?3

僕の教室には、3畳分くらいのマット、仕切り、個人用パソコン、円卓、1畳ほどの運動用マット、段ボール(工作用)、さまざまな形のボールやフラフープ、トランポリンなどがあります。普通教室よりは先端(と、自分ではおもっているの)です。ただ、もともと普…

特支こそ最先端?2

僕の学校の特支の子たちは今年度、生活単元学習(以下「生単)で1年間かけて「郵便」について学習しています。因みに昨年度は、「大豆」でした。これは、僕の尊敬すべき隣のクラスの先生が1から創り上げておられます。その先生からは、いつも子どもの見方・関…

特支こそ教育の最先端?

今、担任している特別支援学級の子は、自立活動の中で「カレンダー作り」に取り組んでいます。これは、他の特支クラスの友達と手分けして作るので自分の担当の月分のみ作るのですが、全学級数だけでなく、自分たちの家や地域の人、校外学習でお世話になって…

本質思考

これを読みました。 本質思考: MIT式課題設定&問題解決 作者: 平井孝志 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2015/01/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る ゴチャゴチャ考えて大切なものを見失いやすい僕にとって、何かヒントを与え…

競争

皆さんは、「競争」についてどう思われますか? 人間と競争は切っても切れない関係ですね。 「競争はさせなくていい」「競争はもっとさせた方がいい」 色々な方のお話を聞くと、それぞれの置かれた立場によって言われることが違います。みんな、自分の切実な…

プチ環境整備

今年度は体育主任もやっています。 僕の学校は、運動場が芝生なので、子どもたちはドッジボールなどをする時はコーンでコートを作っています。土の運動場なら、足で線をひけばいいんですが、芝だとそうはいかないので、子どもたちは見えない線で闘っています…

説明文的と物語文的

最近小説もちょこっと読むようにしています。「海辺のカフカ」。色々な人の話を聞いたり本を読んだりしているうちに、「どうやら文学も読んでみた方がいい。」と思ったからです。ただのミーハーやん。笑 そのミーハーが、今までよく読んでいた本(How toタイ…

校内研究

本年度から初めて学校の研究主任をしています。 僕の学校では、テーマにそって1年間で各学年が授業を1回することになっています。僕は特別支援学級の担任なので、授業の改善にも取り組みましたが、先生方の学びの方にも改善の目を向けました。 《昨年まで…

初めての戯曲

今日は縁あって、梅田芸術劇場で「黒蜥蜴」を観ました。江戸川乱歩の原作を三島由紀夫が戯曲にした作品です。 黒蜥蜴 (学研M文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2007/06 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 7回 この商品を含むブ…

まずは1階から

学校というビルの中で、2階に上がる時、1段ずつ階段で上るのが、体にはいい。でも上れない人もいる。そんな人はエレベーターをで上ったらいい。でもあの狭さが苦手な人もいる。そんな時はエスカレーターがいいかもしれない。そして上れる階段があれば、上…

「質問づくり」

これを読みました。 たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」 作者: ダンロスステイン,ルースサンタナ,Dan Rothstein,Luz Santana,吉田新一郎 出版社/メーカー: 新評論 発売日: 2015/09/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6…

「ペイフォワード」

僕は、人を伸ばすのは「やらせてみせる」のがいいと思ってました。でもそれは、相手によってはこちらの理想の押し付けにしかなりかねないと、感じている今日この頃です。それは相手が大人であっても子どもであっても。 かわいい子が旅に出るのは、いつがいい…

「主体性」

「生きる」ということは、何かを選び、何かを選ばないということ これは、ある勉強会に行った時に、講師の先生がおっしゃっていた言葉です。 今日は、僕が担任する子が通う通常学級が学級閉鎖になったため、初の丸1日2人切りでした。学級閉鎖は昨日決まっ…

「あたまとこころ」

子どもと話す 親と話す 兄弟と話す 家族と話す 職場の同僚の方々と話す 友だちと話す 仲間と話す 初めて会う人と話す 本と話す 自分と話す 誰(何)か(❌に)「と」話すことで、自分のことが見えてくる。見えてくると、自信がついたり悲観的になったりする。 で…

フォトリーディング

一度、高校生の時に速読に関する本を呼んだことがある。 あなたもいままでの10倍速く本が読める 作者: ポール・R・シーリィ,神田昌典 出版社/メーカー: フォレスト出版 発売日: 2001/09/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 18人 クリック: 269回 こ…

「そっと」

今、入り授業で4年生と跳び箱をしています。今日は、8時間あるうちの4時間目。小単元「開脚跳び」の最後の時間で、自分で練習を選んで開脚跳びができるようになることがめあてでした。 30人近くいるクラスだが、この3時間で開脚跳びができないのはあと…

「?」

「聞いたことはあるけど、よくわかってないです」 これが言える人は、物事の本質を捉えようとしている謙虚な人だなーと思う。 半年ほど前から、経営者の方々が参加する「先哲に学ぶ会」という近所の税理事務所の勉強会に参加してますが、少し年上の人から自…

「説」

この前の4年生理科「寒くなると」で、動物の様子を観察する学習をした。 「みんな、動物って冬なにしてんの?」 「冬眠!」 「ほんまなん?先生さ、冬に学校で動物見たことないねんけど!ということでこんな説を持ってきました。」 (パワポ) 『火曜日の4…

今をあきらめることが、今を充実させる

僕が今、子どもと関わる上で一番大切にしようとしていることです。 「なんでできひんねん」 「ああ、またやった」 「もう知らんで。」 ねらいがあろうとなかろうと、ネガティブな言葉、視線、反応は子どもにとってただのこちらの想像以上にネガティブな経験…

「変」

早起きしようと思っても、できない。 忘れ物を無くそうと思っても無くせない。 ダイエットが続かない。 「よし!変わるぞ!」と思って始めてみても、続かないことってありませんか。 僕も、「こんな簡単なこともできひんのか。やっぱり自分はダメ人間や。」…

はやさ

我らが滋賀出身の桐生選手が・・・と、そっちの速さではないです。 今年始めたことがいくつかあります。 「5時起き」(まだ2日目) 「面白そう」と思ったら、色々なグループに飛び込んでみることにしている。 「英語習おう」ということで、NOVAの無料体験レ…

「気」

今、この本を読んでいます。 地域におけるひきこもり支援ガイドブック―長期高年齢化による生活困窮を防ぐ 作者: 境泉洋 出版社/メーカー: 金剛出版 発売日: 2017/10/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る ひきこもり本人たちが複…

「笑」

先日、(今年から)行きつけの近所の小さな居酒屋に行ったら、 「今度周年記念パーティで、店の前で餅つきやるんです!よかったら来てください!」というお誘いを受けました。「(なんやそのパーティ、人集まるか!)ありがとうございます!時間あったら寄りま…

「地」2

誰も読んでいないのは重々承知で、自分のために書いています。笑 先述の通り、滋賀県に来て2年目(新採から5年目)からは、特別支援学級の担任をしています。ただ、担任する子が通う学級の算数の少人数と理科も授業をさせていただいています。 この2年、児…

「地」

初めまして、ご覧いただきありがとうございます、僕は今、滋賀県で小学校の教諭6年目を生きています。 とりあえず、難しいことを考える前にブログを始めてみました。著名な方々も、ご自身の振り返りに有効だとおっしゃっておられたので、記憶力に自信のない…

何も考えずにスタート

とにかく始めてみます。 毎日書きます。続けながら、考えます。