ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

「変」

 早起きしようと思っても、できない。

 

 忘れ物を無くそうと思っても無くせない。

 

 ダイエットが続かない。

 

 「よし!変わるぞ!」と思って始めてみても、続かないことってありませんか。

僕も、「こんな簡単なこともできひんのか。やっぱり自分はダメ人間や。」と思っていました。でもそうではないんじゃないでしょうか。

 

 僕の早起き失敗ストーリーを巻き戻して再生してみます。

 よし、早起きするぞ!と目覚ましをセットする→夜に面白いテレビに気をとられる→ソファで寝落ちする→夜中に起きる→ベッドに行く→目覚ましで起きても二度寝

 ここから改善しては、失敗を繰り返しました。

  1. 目覚ましを耳元に置く → うるさくて目覚めが悪くて続かない。
  2. 目覚ましを大音量にして、リビングに置く。 → あんまりきこえない。
  3. テレビを消す → 面白いと消せない
  4. 目覚ましを5分刻みで3回セットする。 → 僕には効果あり。でもそれと同時に一番効果があったのは、
  5. 自分の周りを「早起きしている人」ばっかりにすること。 → なんでか知らんけど一番効果有り

 数回できると自信になります。失敗と経験を繰り返して、できるようになることはたくさんあるんじゃないか。そう思えれば、また次の一歩が踏み出せます。

 これは、大人も子どもも一緒だと思います。

 もう一つ、僕が早起きできるようになったのは自分の周りの環境を少しずつ変えて見たからだと思います。

 つまり、やってみようと思える環境、失敗を繰り返せる環境を整えることが、人を自立させる教育なんだろうと思います。

 

 「人間は環境の子である。」 ロバート・オーウェン

 論理が飛躍しすぎたかな?とりあえず、人が育つ環境を整えよう!