ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

プチ環境整備

 今年度は体育主任もやっています。

 

 僕の学校は、運動場が芝生なので、子どもたちはドッジボールなどをする時はコーンでコートを作っています。土の運動場なら、足で線をひけばいいんですが、芝だとそうはいかないので、子どもたちは見えない線で闘っています。

 これがまたモメる原因になるのでは、と思っていたのですが子どもたちは上手に遊んでいる様子。でも、たまに一緒に遊んでみると、ラインを割ったかどうかはやっぱり権力の強い子が決めているときも。見えない線が生む見えない壁。

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 まあ、今回はその子どもどうしの話ではなく、その「コーン」の話です。コーンは運動場の横にあって「自由に使っていい」となっているのですが、置き場所と置き方がざっくりし過ぎて、子どもたちの片付けがとってもきたない。「あれはちょっと問題やと思う。」と多数の先生方の声。でも「ちゃんと片付けて」と言っても子どもたちには、どうなれば「ちゃんと」なのかがわからないので、いつも色々な片付け方がなされ、時には運動場にポツン。

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ということで、整備しました。

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もちろん、これの写真も撮ってどう片付けたらいいか分かるように、近くに貼ってあります。そして3学期の始業式で1分だけ時間をもらって、子どもたちにも伝えておきました。

ちなみにこれで線を引きました。備品として買ってもらいました。スプレーだけ手で持って線を引くこともできます。

 

 

1ヶ月くらい経って、校長先生から「あれから、めっちゃキレイに片付けるようになったな!」と言っていただけました。

 

子どもは「ちゃんと」がわかるから 怒られなくて済む。

子どもが自分で片付けられるから、先生も手間が一つ減る。

キレイだとみんな気持ちいい。

 

みんなはっぴー。