ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

特支こそ最先端?4

 特支在籍の子は、通常学級では大人しくしていることが多いです。でもこっちに戻ってくると、元気いっぱいで手が付けられないくらいの子もいます。

 これはなぜか・・・そういう特性?違います。シンプルに「安心できる」からです。通常学級でも安心して過ごせるようにして行きたいものです。

 

 それはさておき、僕の担任する児童は、一時間にだいたい2〜3つの活動をします。通常学級の様に、一つの課題について考え続けることはあまりありません。魅力的ではありませんか?

 例えば、

  1. 雑談 
  2. 国語
  3. 運動

1→ ・日常的なことを順序立てて話したり過不足なく話したりする練習として。

   ・その日の友達との関わりで振り返っておいた方が良いなと思ったことを取り上

    げて、相手の気持ちを考えたり今後の行動を考えたりする。

2→・普通に国語です。

3→・お手玉キャッチボール、新聞玉ストラックアウト、普通のドッジボールでキャッ

   チボールブリッジ、腕立てロッカー横移動、トランポリン、縄跳び等、児童の感

   覚や神経に応じて。

 

 上記はあくまで一例で、その児童によって本当にまちまちです。空き時間にはパズルや積み木で遊んだり、単純に教室をウロウロしたり、4年生が6年生の資料集を読んでいたりします。カオスです。

 でもそれが、逆に調和のとれた空間になっているのも確かです。その調和が、子どもを安心させる一つの大きな要因なのではないでしょうか。