ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

「主体性」

「生きる」ということは、何かを選び、何かを選ばないということ

 これは、ある勉強会に行った時に、講師の先生がおっしゃっていた言葉です。

 

 

 今日は、僕が担任する子が通う通常学級が学級閉鎖になったため、初の丸1日2人切りでした。学級閉鎖は昨日決まったので、

「何しようかなあ、あんまり一人で勉強進み過ぎてもなあ・・・」

と悩んでいましたが、実はこれまで1日(なんなら1週間)のスケジュールがガッチリ決めて与えられることになんとなく違和感を感じていたので、今回は子どもと相談して今日と明日のスケジュールを決めることにしました。

 

 「おはよう!今日はひとりやな、どうやって1日過ごす?」という問いかけからスタート。いくつかできることやしなければならないことを提示して、体育館などの割り当ても見ながら子ども主体で計画を立てました。出来上がったのがこんな感じ。

 

1〜2.自立活動

3.国語

4.体育

5.算数・視写

6.読書

 

 自分で決めたスケジュールなので、「何をするの」というエサを待つ犬のような言葉は一度も聞こえず、自分から動く動く。5時間目の算数では、「ここまでしかできなさそうやから、ここからは明日やる。」と、自分で調整したり、4時間目は急遽隣のクラスの体育に一緒に混じることになったりと、フレキシブルなスケジュールでした。

 

 通常学級は30人近くの子どもがいるので、フレキシブルなスケジュールにすると混乱する可能性があるので難しいですが、もし通常学級の担任になっても、何かこのようなことが実現できたらいいなと思いました。

 

 自分で選べば、責任は自分。

 

主体的=自分で選ぶ 

 

今日は、双括型で書いてみました。