ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

「地」

 初めまして、ご覧いただきありがとうございます、僕は今、滋賀県で小学校の教諭6年目を生きています。

 とりあえず、難しいことを考える前にブログを始めてみました。著名な方々も、ご自身の振り返りに有効だとおっしゃっておられたので、記憶力に自信のない自分にとってはとてもいいんじゃないかと思ったからです。

 とはいうものの、読んでいただく人にためになるようなことを書く自信もありません。(笑)

 ただ、もし読んでいただける方がおられたら、僕と同じように、自分の凡庸さに呆れておられる方の少しの励みになれば幸いです。

 さて、とりあえず今自分がもがいていることを書いてみようと思います。

 それは、「地に足ついていない」ということです。ここでは、「理論」と「実践」の「実践」のことを「地」と表しているつもりです。

 初任から3年目までは、僕は京都にいました。この3年間、子どもに申し訳ないこともたくさんしましたが、楽しいことや幸せなこともたくさんありました。(嬉しいことに、京都を離れた今でも当時の教え子から年賀状を送ってくれます。)その後、結婚のために滋賀へ。

 そして教員4年目、ある程度仕事の要領も掴み、拙い経験をもとに「今年も子どもを引っ張っていくぞ」(今考えると「引っ張る」という感覚にも違和感を覚えますが)と勢いづいていたものの、見事につまづいてしまいました。あの子たちをあんな顔にしてしまったことは、一生忘れられません。今振り返ってみても、本当にあの子たちには申し訳ないことをしたと、正直会わす顔がありません。周りの先生方にも、保護者の方々にも。しかし、間違いなく自分の未熟さを心身に刻んでくれた1年でした。無力な自分を支えてくださった人々(子ども、保護者、先生、家族、仲間)に、心から感謝しています。

 そんなこんなで、なんとか1年を終え、5年目からは特別支援学級の担任をさせていただいています。この5年目から今日までの学びも、間違いなく僕の教員人生の宝物になっていると思います。

 

 次回に続く・・・