ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

聞けるのは、余裕があるから

昨日、「会う、聞く」ができてるなあと気づいた。さらに今日、それは自分に「心の余裕」があるからだなと思った。 嫌なことや不安、おそれ、などのネガティブな感情が心を満たしていると、相手の話はなかなか入ってこないときがある。 逆に、嬉しい、楽しい…

会う、聞く、それだけでぐっと前に進む

ここ最近、まず「うんうん」と受け入れ、「なるほど」と感心を示し、「それは大変」と労る言葉が自然と出てきている。 そして、会話に柔らかさを感じるし、積み重なっていく会話もできている 大事にしたいことが大事にできてきているのかなと思う。 自分の想…

「コロナ禍で待ってられない」が置き去りにするもの

「このコロナ禍で」という言葉を振りかざし、たくさん置き去りにしてきたものがある。 それは、相手の感情である。 「人が新しいものを取り入れたくないのは、生きるために変化を恐れるからだ。」 これもよく聞いた。 しかし、いくら世の中にとって、未来に…

現場は表

久しぶりに投稿。 今年は市の教育研究所に異動になったので、子どものいないところで子どものことを考えるという何とも恐ろしい状況で仕事をしています。まだ20代なのに、まだ担任したいのに、とちょっぴり口を尖らせ気味で。 と言いつつ2ヶ月弱が過ぎました…

あそび まなび

最近何か定まらなくて、ブログ書けてませんでした。久しぶりやなあ。 1学期は、結構気合を入れて仕事をしていました。久しぶりの担任だし、学年主任だし研究主任だし。でもなんか「充実してる!」というよりも、「よし、今日も終わったー。」という感覚にな…

生活科と国語科 2

今年の僕自身の研究テーマは、生活科と国語科のつながりです。 きっかけは、これです。 カリキュラム・マネジメント入門―「深い学び」の授業デザイン。学びをつなぐ7つのミッション。 https://www.amazon.co.jp/dp/449103320X/ref=cm_sw_r_cp_api_snijBbBAMH…

校内研◯ 隣のクラスと交換授業なんてどう?

朝から思いついたのでメモ。 僕の学校は、お互いに授業を見にきてもらうことのハードルがかなり低くなりつつあります。 そこで今度、全学年、隣のクラスへの飛込み授業を提案しちゃおうかなと考えてます。 僕の学年では、お互いに隣のクラスで1時間だけ授業…

校内研◯ 順調な走り出し

学びのつながりと子どものつながりを研究する今年度、先生方は悩みながら個性を発揮してくださっています。 算数、生活、図工、国語、人権、音楽、家庭科、自立活動、生活単元学習、、本当に様々。 今月末に、第一回の研究授業が行われますが、もうすでに、…

校内研◯ スタート

ぼちぼち校内研がスタートします。今年は、主題も進め方も、今までと全く違うので、ゆっくりとしたスタートになりました。 研究主題は、「学びのつながり」と「子どものつながり」です。みんなで、子どもたちが主体的に協働しながら、1時間で完結しない学び…

学校に来るだけでいい

ゴールデンウィークに、大阪で、かの有名な福岡の立花高校の齋藤校長先生のお話をお聞きしました。 立花高校は「名前を書けば受かる」と言われているほどの高校だとおっしゃっていました。そして、それは事実だともおっしゃっていました。それはなぜか・・・…

説明的文章の指導

国語科は、ただの内容の読み取りになってしまわないように、その単元の指導事項をゴールにして授業をする。 これは、以前の石川晋先生の講座を受けて、国語では意識し続けて来ました。 「でも、じゃあ実際、説明的文章で、どのように授業をつくったらいいの…

生活科と国語科

町の人と関わることを通して、人を好きになり、町を好きになる。そして、町のこと、教えてもらったことをお家の人や他者に表現する。 生活科と国語科の教科書を並べて読んでいると、繋げられるようになっているところがたくさんあります。そういうふうに作ら…

生活科とSDGs

SDGsに向かうには、まず身近なところから出発するそうです。 では僕の担任する子どもたちの「身近」というと、どう考えても生活圏である自分たちの「町」がメインになるのと思います。 じゃあどうすれば自分の町の問題を考えるのか。 そもそも人はどんな時に…

たまに、このカエルとゆっくり話す

久しぶりの学級担任で、怒涛の4月でした。毎日、今と前を大事にして、子どもと過ごしていました。 そんな僕のもとに、今ふらっと一匹のカエルが、、 おお、待ってました。 そうだね。 久しぶりにゆっくり話そうか、 ふりカエルくん。 この1ヶ月、毎日仕事の…

家庭訪問

この前居酒屋で出会ったおじさんが、なんかすごく面白かったんです。 平日は何してるのか聞くと、パチンコ行ってるとか、酒を飲んでるとか、そんな感じなのに、野球とか釣りとか山のこととかむっちゃ詳しいし、もちろんパチンコの話も面白い。なんか聞き入っ…

褒める危うさ

この4月は、とにかく子どもに「先生は安全で安心できる」と思ってもらいながら、関係を築けるように取り組んでいます。 それで意図的に「いいね!」という感じの言葉をかけることが多いです。それは、僕としてはもうその子の存在そのものに「いいね!」って…

安心安全な学級づくりの仕掛け

ムダ 余白 遊び心 これがあった方が、クラスが暖かくなる。 注目を集める時は、このハンドベル。 心地いい音するわー 給食でお茶を飲む時はこれ。飲んだあとに、「くぅーっ!」っていうのが正しい使用方法です。歯磨きのうがいにも併用しております。 ※安心…

学級の最後をイメージしよう

昨日は、始業式でした。こどもたちとの出会い。皆さんは、そんな気持ちで、どんなねらいを持って1日を過ごしましたか?僕は、もう燃え尽きそうです。笑 でも、子どもたちは最高にかわいかったです。あっ、今年度は2年生です。そして初の学年主任。 力のある…

変更

なんとなく、ブログ名とスマホ用画像を変えました。 日常に溢れているものを大切にしよう どうでもいいと思っているものが、実は自分を助けてくれているんだ 踏まれても踏まれても足元から立ち上がって、広がっていこう 「ざっそう」 そんな意味です! matom…

校内研◯ 2018年度

疲れているはずなのに、書いてみる。忙しいからこそ、こんな時間が必要な気がして。奥さんがソファで寝ているスキにね。 新年度が始まって3日が終わりましたね。みなさん、本当にお疲れ様です。気合いを入れすぎてバーンアウトしそうです。笑 会議が長かっ…

明日から新年度スタート

明日から、新年度が始まりますね。 「子どもをよくみよう」 「いつも笑顔でいよう」 「できる限りの事をやろう」 これが、僕の心構えです。 まずは、3学期の終わりには、みんながホワッとした気持ちで1年を終えられること。それに尽きるかなと思います。 そ…

学級づくりで大切なのは、決断すること

昨日は、「明日の教室」に参加し、金大竜先生のお話を聞いてきました。 ワクワクを生み出す! あたらしい教室のはじめかた 作者: 金大竜 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2018/02/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る これを読んでから行った…

新年度から特別支援学級の担任になる先生へ 2

今学期もあと1週間となりました。お家の方も、地域の方も、学校の先生も、みなさん、本当にお疲れ様です。春休みは「休み」とは言えないくらい忙しい時期ですが、どうか隙間の時間を見つけて、心身ともにリラックスなさってください。 たまには、花に話しか…

新年度から特別支援学級の担任になる先生へ

僕は昨年度と今年度合わせて2年間特別支援学級の担任をさせていただきました。2年とも自閉情緒クラスで、児童も1人だったために、何も偉そうなことは言えませんが、とにかくすごく勉強になった2年間でした。 特別支援学級の担任をされている先生方の中には、…

SDGsと学校教育

今、これを読んでいます。 SDGsと開発教育:持続可能な開発目標ための学び 作者: 田中治彦,藤原孝章,近藤牧子,三宅隆史,湯本浩之,岩本泰,廣里恭史,小貫仁,上條直美,小松太郎,大橋正明,甲斐田万智子,南雲勇多,三輪敦子,山中信幸 出版社/メーカー: 学文社 発売…

校内研◯ 研究主題の決め方

今週の水曜日、今年度最後の校内研をしました。入り口にはお菓子をセットしてスタート。飲み物持参。 今年度のまとめ(8分) 来年度の研究主題決め(50分) 諸連絡(2分) 1が短いのは、毎回の研究授業のあとに事後研をしているし、僕が毎回の研究通信…

先哲に学ぶ

色々と本末転倒なことがあったので、ブログを毎日更新するのはやめました。笑 これからは基本的に、週に1回の更新していきます。 ぼくは、月に一度、地域の経営者の方々が集う「人間学」の学習会に参加しています。これは、偉人の言葉を元に、人としてどうあ…

校内研○2

今日は来年度の校内研究を提案するための前段階として、研究推進委員の先生方に集まっていただきました。最初はもう僕が1〜10まで提案してしまおうと思ったのですが、そうやって突っ走って失敗してきたことを学んだ僕は、やっぱり先生方にオーナーシップ…

出てない釘は自分だけ

本を読めば、その人のとてつもない努力と経験の量に圧倒される。 SNSで他の人の取組をみれば、その努力と経験の量に圧倒される。 セミナーに行って隣の人と話せば、圧倒される。 地域の企業の学習会に参加してみれば、踏んできた場数に圧倒される。 家族と話…

校内研◯

今仕事で一番悩んでいることは、「来年度の校内研究をどうするか」です。多分僕の中ではもう結論が出ているはずなので、書きながら頭の中を整理してみたいと思います。 学校の先生は、どの学校でもテーマを一つ決めて、より良い教育ができるように研究をして…