説明的文章の指導
国語科は、ただの内容の読み取りになってしまわないように、その単元の指導事項をゴールにして授業をする。
これは、以前の石川晋先生の講座を受けて、国語では意識し続けて来ました。
「でも、じゃあ実際、説明的文章で、どのように授業をつくったらいいの?」
このモヤモヤが僕を包んでいたのです。
でも今日、白石範孝先生の講座を受けて、モヤモヤが半分くらい晴れました。
何度もおっしゃっていたのは、「文章を全体として捉えられる」ということ。だから、発問や指示は文の構造に関するものが多かったのが印象的でした。
「どんなまとまりがいくつある?」
「文章を3つに分けてみましょう。」
この文章構造を捉えるには、主語連鎖や問いと答えの関係、具体と抽象、逆説の隠れた問い、繰り返しや記号の意味など、様々な技能が子どもたちに身についてる必要もあります。だから、低学年でも文章構成図を書かせると。説明的文章を全体で把握する習慣を養っていく必要があると。そして、なぜその順番で段落が構成されているのかを考えることもあるとか。
低学年は、「順序」がキーワードです。説明的文章も、全体を把握させながら、構成の順序に焦点を当てて、授業をつくろうと思います。
まずは主語と述語、形式段落の指導かな。