ざっそう

滋賀県9年目小学校教諭の、自分のためのブログです。教育は、足元のタカラモノ。

校内研◯ 順調な走り出し

学びのつながりと子どものつながりを研究する今年度、先生方は悩みながら個性を発揮してくださっています。

 

算数、生活、図工、国語、人権、音楽、家庭科、自立活動、生活単元学習、、本当に様々。

 

今月末に、第一回の研究授業が行われますが、もうすでに、僕も合わせて4人の先生が自主公開をしました。

昨日も音楽の授業を公開してくださったのですが、あいにく見に行けず・・・。しかし、参観された先生に聞くと、「面白かった!」「あんなことできるんやって思ったし、やってみようと思ったわ!」とおっしゃっていました。いい感じです。しかも、僕がわざわざ意識しなくても、その授業についての会話が職員室で行われてました。「私もこんなんやってるでー!」と、ベテランの先生が気を利かして話してくださってました。さらに、その音楽の授業をしてくださった先生は「そんな特別なもんではないと思うけど、みんなにもこんな風に音楽してほしいなーと思って授業してん。またいつでも見に来て(^^)」とおっしゃっていただきました。ますますいい感じ!

 

加えて、今月末に人権の研究授業をしてくださる5年目の先生に、「授業どんな感じ?」と尋ねると、「いやーもうほんまわからんわ。子どもから何が返ってくるかわからん。思いっきり失敗するかも(笑)」と悩んでおられました。

最初の授業で、それだけ悩んでチャレンジして、失敗してくれたら、周りのみんなもハードル下がると思います。やっぱりいい感じだー。

 

さらに、まだテーマの報告をいただいておらず、消極的なのかな?と思ってた先生にも、「どんな感じですか?」と尋ねると、「うーん、実は算数か国語で悩んでんねん」というお返事が返ってきました。実は前向きなことがわかって、ちょっと反省。「やりやすい方に決めてしまったらいいんじゃないかと思いますやよ?まず決めてしまって、とりあえずやってみて、あとで変えたらいいと思います!」と、偉そうに言ってみたら、「じゃあとりあえず算数にするわ(^^)『子どものやる気を引き出す算数』となりました。よし、いい感じ!

実践研究はトライアンドエラーでいいと思ってます。とりあえず決めて、やってみて、振り返って、後から修正すればいいんじゃないかと。

 

どの先生も、無理な背伸びをするつもりは全くなさそうです。自分で決めたテーマだからこそ、自分と対話し、子どもと対話し、教材と対話し、足下から実践を積み重ねようとしておられる気がします。

 

この1年間がすごく楽しみです。次はどこの授業を見に行こうかなー。