生活科とSDGs
SDGsに向かうには、まず身近なところから出発するそうです。
では僕の担任する子どもたちの「身近」というと、どう考えても生活圏である自分たちの「町」がメインになるのと思います。
じゃあどうすれば自分の町の問題を考えるのか。
そもそも人はどんな時に、問題を解決したいと思うのか。
それは、「大好きな人が困っているとき」が多いんじゃないかと思っています。
じゃあどうすれば大好きになるのか。
やっぱり繰り返し関わることがスタートじゃないかと思っています。
だから、今年度の生活科は、いろんな町の人と、あるいは同じ人と繰り返し関われるようにしたいなと思っています。
昨日は早速、参観で町の種苗屋さんに来てもらって、ミニトマトの植え方と育て方を子どもたちに教えてもらいました。そしてお家の人と一緒に植えてもらいました。
学校で、子どもとお家の人と町の人が触れ合っている様子を見て、学校ってこういう役割があるんだなあと、改めて実感しました。
「町が好きになる生活科」
今年のテーマはこれで行こうかな。
今度、子どもとあの種苗屋さんが町のどこかで出会って、「あ!参観のときの!」なんていう会話が生まれてたらいいなー。
そうやって町が好きになってくれたらいいなー